セミナー・公募
2023/05/09
7/4(火)ESG/CSRウェビナーのご案内 「社会の持続可能性の向上と長期的な企業価値の創出に向けた ESG 情報開示のあり方」
企業の非財務情報の開示に関しては、従来は開示基準が乱立気味であったところ、近年、国際的に統合・収斂させていく動きや、サステナビリティ情報開示の法定開示・制度開示の強化を図る動きが進んでいる。そのうち最も大きな潮流として、「国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)」による開示基準の検討や、欧州政府の「企業サステナビリティ報告指令(CSRD)」の策定が挙げられる。また、ESG投資の高まりの中で、グリーン・ESGウォッシュに対する懸念の声も強まっている。
以上のような企業に対する非財務情報開示の要請の高まりや懸念が、基準、ルールを伴うようになってきていることにより、企業に対して、作業負荷の増大と共に開示疲労等を引き起こし、開示対応そのものが目的化してしまう恐れがある。しかしながら、本来、情報開示の促進を通じて目指すところは、社会の持続可能性の向上と長期的な企業価値の創出である。企業においては、サステナビリティを経営に同期していく統合的な経営を実践し、高度化する中で、サステナビリティ情報開示を含む統合的な情報開示を高めていくことが重要である。
このような認識の中、(一財)企業活力研究所では、2022年度に「社会の持続可能性の向上と長期的な企業価値の創出に向けたESG情報開示のあり方」を検討すべく、CSR研究会を運営し、インタビューや文献調査等の調査研究をもとに議論を展開してまいりました。この度、調査研究報告書をとりまとめましたので、本ウェビナーにて公表いたします。ぜひご参加いただけますよう、御案内申し上げます。
- プログラム
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- ■日時
- 2023年7月4日(火) 15:30~17:30
- ■開催場所・方法
- ウェビナー(ZOOM)※オンラインのみ
- ■参加費
- 無料
- ■主催
- 一般財団法人企業活力研究所
- ■プログラム
- 15:30~15:35 開会挨拶
15:35~15:55 基調講演
加賀谷 哲之 氏(一橋大学 大学院経営管理研究科 教授、CSR研究会座長)
15:55~16:15 CSR研究会(2022年度)調査研究報告書 概要説明
福岡 徹 (一般財団法人企業活力研究所 専務理事)
16:15~16:30 企業講演 ①
「Bridgestone 3.0 Journey Report (統合報告2022)を通じたESG情報開示の推進および課題について」
稲継 明宏 氏(株式会社ブリヂストン グローバルサステナビリティ統括部門 統括部門長)
16:30~16:45 企業講演 ②
「ナブテスコの統合的開示の取り組みについて」
斉藤 伸太郎 氏(ナブテスコ株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 IR・サステナビリティ 担当参事)
16:45~17:05 講演
「企業価値創造とESG情報開示」
三瓶 裕喜 氏(アストナリング・アドバイザーLLC 代表)
17:05~17:30 質疑応答
(ファシリテーター)
冨田 秀実 氏(LRQAサステナビリティ株式会社 代表取締役)
17:30 終了
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